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碓井ゆい個展 「郷愁とスパンコール(homesickness and spangles)」

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studioJにおける5月の展覧会としまして 「碓井ゆい個展―郷愁とスパンコール(homesickness and spangles)」を開催いたしました。
碓井の発表はstudioJでの昨年3月の個展を初めとして、 東京銀座のINAXでの個展を含め4度目の個展になります。 その間、関西でのグループショー、また4月には現代美術作家の西本剛巳に招待され、 渋谷ル・デコでもグループショーを行うなど注目度が高まっている作家です。
展覧会タイトルの「郷愁とスパンコール」は碓井の好きな言葉で、 帰りたい気持ちと逃げたい気持ち、またキラキラしたものを追いかけたい気持ちの現れです。 今までの展示は「ある状況(パーティのあとや廃墟と化した音楽室)」にあるモノで遊ぶというコンセプトでしたが、今回は今までの作品の要素を少し解体し、 碓井の好きな「朽ちたもの」に現れる表面のウスぼんやりした感じを抽出した作品 (シールが壁に貼ってありそれが朽ちたような平面作品)で会場を構成しました。
毎回新たな展開を見せる碓井ゆいの作品に御期待ください。